はじめに
最近、試験の内容は年々難易度が高くなってきています。如何にして落とすか、そんな風にして考えられた問題の巧妙さが透けて見えます。
運転免許試験のように引っ掛け問題が多く、一度問題を読んだだけで解答すると、まんまと引っ掛かってしまいます。主語が置き換えてあったり、語尾で答えが逆転したり、問題の文章が長々と書かれていたり、時間内に最終の問題までたどり着けない人もいると聞いたことがあるくらいです。
しかしながら、ポイントをしっかりと押さえておけばたやすく攻略することも可能です。
以下の解説では過去の出題傾向の比較的高い問題を項目ごとに記してあります。そこを重点的に覚えることで合格率もアップするはずです。
貨物自動車運送事業法関連
貨物自動車運送事業法
・第9条(事業計画の変更)
認可と届出に関する問題
貨物自動車運送事業輸送安全規則
・第3条(過労運転の防止)
常時選任する運転者、過労運転防止等のための遵守事項に関する問題
・第7条(点呼等)
項目の置き換えによるひっかけ問題が多い(例:運転者ごとが自動車ごとに置き換えてある)
・第9条の4(運転者台帳)
運転者台帳の作成と保存に関する問題
・第18条(運行管理者等の選任)
運行管理者等に関する記述の正誤問題
・第21条(運行管理規定)
貨物自動車運送事業報告規則
・第2条の2(運賃及び料金の届出)
自動車事故報告規則
国土交通省告示
・運転者に対する指導及び監督の指針
道路運送車両法関連
道路運送車両法
・第13条(移転登録)
変更登録と移転登録を混同しないように注意
・第35条(臨時運行の許可基準等)
・第36条(臨時運行許可番号票表示等の義務)
・第47条の2(日常点検整備)
・第94条の5(保安基準適合証等)
自動車点検基準別表第1
・(ブレーキ、タイヤ等の日常点検基準)
道路運送車両の保安基準
・第8条(原動機及び動力伝達装置)
・第43条の2(非常信号用具)
・第48条の2(運行記録計)
道路交通法関係
道路交通法
・第2条 第3の4号(路側帯)
・第45条(駐車を禁止する場所)
・第58条の5(過積載車両の運転の要求等の禁止)
・第75条(自動車の使用者の義務等)
・第108条の34(使用者に対する通知)
労働基準法関係
労働基準法
・第2条(労働条件の決定)
・第9条~第12条(定義)
・第23条(金品の返還)
・第25条(非常時払い)
・第26条(休業手当)
・第65条(産前産後)
・第67条(育児時間)
・第89条(就業規則の作成等)
・第90条(就業規則の作成手続)
・第92条(法令と労働協約の関係)
・第109条(記録の保存)
自動車運転者の労働時間等の改善基準
・第4条 第1項 第1号(拘束時間)
・第4条 第1項 第2号(1日の拘束時間)
・第4条 第1項 第5号(連続運転時間)
実務上の知識
交通安全白書等
・交通安全白書
交通公害
・二酸化炭素の排出量
交通事故等
・ヒヤリ・ハット
計算問題
・走行距離と所要時間
過去問題(無料)
公益財団法人 運行管理者試験センター
まとめ
重要ポイントをしっかりと押さえ、過去問題を何度も繰り返し解きましょう。
やる気があれば必ず合格できます!!